日本公認指名強化審判に選出されたときは「自分でいいのかな」という気持ちもありましたし、正直、最終審査まで残るとも思っていませんでした。
そのような中途半端な気持ちで臨んだ1次指名強化合宿の実技1試合の内容は「最悪」としか表現できないものでした。
その日の夜にある方から「なぜ自分がここにいるのか、何を評価されてここにいるのかをもっと考えなさい。
コートで全然、歯を食いしばっていないではないか」との指摘を受け、目を覚ますことができました。
翌日の実技2試合目は本来の自分を出せることができ、幸運にも2次指名強化講習、A級審査会まで進むことが出来ました。
審査会ではこのようなチャンスは2度とないという思いで臨みました。
審査終了後は「やりきった」という今までに味わったことのない達成感があったことを覚えています。
私は大学2年生のときから日本公認として活動をしてまいりましたが、ここ数年において、当時から交流のある全国の同年代の仲間が次々とA級に昇格していく中で、成長できていない自分自身へのいらだちもありましたし、割り当てがもらえないつらい時期もありました。
しかし、それらを乗り越えてA級に昇格することができたのも諸先輩方のご指導のおかげであり、多くの仲間の支えがあってのことであり、本当に感謝をしております。
東京都は熱意を持って取り組めば必ず評価をしてくれる組織であると思います。
さて今後の目標ですが、AA級であり、国際審判員の資格であることはもちろんのことでありますが、オンザコートだけではなく、それ以外の場所においても成長していきたいと考えています。
今までに多くの方々にお世話になってきましたので少しでも恩返しができればと思います。
A級審判になって回りの自分を見る目が厳しくなっていることも感じますし、これから厳しいゲームの割り当てもあるかと思いますが、それらは上級審判としては当然のことです。
自分自身が成長するには、今、何が必要であるかを考えがんばっていきたいと思っておりますので、これからもご指導の程、宜しくお願い致します。
